北海道には日本百名山にも選ばれている名峰が9つあります。どの山も登山者には人気高く遠くから登りに来る方もたくさんいらっしゃいます。その中で北海道の日帰り登山が可能な山を3つここではご紹介します。是非アタックしてみてください!

初心者向けの羊蹄山

蝦夷冨士と呼ばれ親しまれている羊蹄山は、どっしりとしたその姿は本当に山らしい山の佇まいです。遠くからもつい見とれてしまうほどの眺めです。

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ルートは4つありますが、②の倶知安(くっちゃん)コースが最もポピュラーといえるでしょう。最初はゆるやかな山道を歩き、徐々に傾斜がきつくなります。
5合目からは単調な急登になり、7合目付近より振り返ると、ニセコアンヌプリが雄大に見えて来ます。

また、
倶知安コースはお花の楽園で景色と花の美しさが素晴らしいです。山頂部の火口壁ルートの分岐点から時計回りで二つの三角点を拝んで、山頂へ向けて進みます。

火口壁上からは雄大な景色の中を歩きます。やがて京極コースからの道と合流して、一等三角点に到着です。点名は真狩岳で旧山頂(1,892.7m)で、三角点の隣のピークが最高点の羊蹄山の山頂です。お花観賞をしながらのお鉢巡りはとても気持ちいいですよ!

中級者向けの羅臼岳

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北海道の最果ての山、北方的風貌をおびた知床火山群の主峰。それが羅臼岳です。
「知床冨士」とも呼ばれています。

木の下小屋がある岩尾別温泉コースが通常のルートで、こちらのルートは急な尾根道となります。大きな岩峰の基部に出るとそこがオホーツク展望台で、極楽平(ごくらくだいら)を経て脊梁部の羅臼平(らうすだいら)に達します。

岩尾別から羅臼平まで約4時間。途中、羅臼平や山頂からは知床五湖が、そして遥か彼方に国後を望むことができます。知床連峰や硫黄岳も目にすることができる贅沢な山です。ここはヒグマが頻繁に出没するエリアなので気をつける必要があります。

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こんな大自然の中で入る温泉は格別です!川沿いに作られた「三段の湯」と「滝見の湯」はワイルドな混浴露天風呂です。ゆっくり入浴したい方には、ホテルの日帰り入浴内風呂へどうぞ!汗を流してのんびり疲れをとりましょう。

健脚向きのトムラウシ山

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最後におすすめしたいのが、トムラウシ山。一言でいうなら雄大であらあらしい男気溢れる山です。
北海道中央部、上川管内美瑛町と十勝管内新得町の境にそびえ、大雪山系南部に位置し標高は2141mです。「大雪の奥座敷」と称されている秘境の地です。

トムラウシとは、アイヌ語で「花の多いところ」を意味するとも、「水垢が多いところ」の意だともいわれています。日帰り登山としては、少しハードにはなりますが、登った時の感動や達成感はこの上ないでしょう。駐車場からはおおよそ6時間半ほどでピークに到着です。

山頂部の溶岩台地には大きな岩が積み重なり「ロックガーデン」と呼ばれ、ナキウサギの生息地になっている。時々岩陰から現れるナキウサギはとっても愛らしいこと。出会えたらラッキーですよ!警戒心が強く、鳴き声は威嚇をしているのです。

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おわりに

北海道の名峰の中から特におすすめの山々を紹介させて頂きました。
山ごと違った楽しみが出来るのではないでしょうか??ぜひいろんな山を楽しんでくださいね。