1141ワインといえば赤ワインですよね。
そこで赤ワインの基本中の基本を徹底解説します!
赤ワインに使う主なぶどうの種類や醸造の仕方、赤ワインに大切な熟成方法など、赤ワインの「なぜ?」をわかりやすく説明します。

赤ワインはなぜ「赤い」のか

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赤ワインはなぜ赤いのか考えたことありますか?ぶどうの果肉自体は赤くないのに、赤ワインのあの深いルビーレッドはどこから来た色なのでしょう?

赤ワインに使う主なブドウ品種

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赤ワインに使うブドウは世界に数多く存在しますが、代表的なものをいくつかご紹介します。

  • カベルネソーヴィニヨン
  • メルロ
  • ピノノワール

いずれも世界中で栽培されていますが、食用のブドウとは違い、粒は小さく、皮が分厚めなのが特徴です。

赤ワインが「赤い」となぜ美味しい?

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赤ワインのあの色は、果皮から抽出されます。アルコール発酵を行う際にブドウのジュースと果皮、種子を共に浸漬させ発酵を行うのです。そうすることによって皮の部分の旨み(皮と実の間が甘くて美味しい)が抽出されます。また、種子からは赤ワインに不可欠なタンニンが抽出され、ワインに深みを与えてくれます。

◆関連記事→『なぜワインには白ワインと赤ワインがあるの?~白ワイン編~』

~白ワイン編~

赤ワインの美味しい飲みかた

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何かと気を使いがちな赤ワインですが、では、赤ワインはどのように飲めば美味しく飲めるのでしょうか。

赤ワインは常温、グラスは大きめが基本!?

http://sommeliernote.jp/important/temperature.html

赤ワインは通常常温といわれていますが、実はこの常温はヨーロッパの気候が基準となっています。日本では夏はかなり暑くなりますので、常温というよりはむしろ冷蔵庫で1、2時間ほど冷やした温度、14度から18度が理想です。また、冬ならば常温で問題ないと思います。

https://en.wikipedia.org/wiki/South_African_wine

赤ワインを楽しむ際のグラスですが、出来るだけ大き目のもので飲み口の薄い物のほうが、より美味しく味わえます。グラスに注ぐ際にはグラスの1/3ほど注ぎましょう。あまりたくさん入れると、空気と触れ合うことが出来ないのでこの量が適量です。

赤ワインに合う食べ物

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赤ワインにはもちろんしっかりしたお肉料理はよく合います。赤身のお肉で、特にしょうゆなどを使ったお料理にはぴったりです。また、マグロやカツオなどのお魚は軽めの赤ワインによくあいます。また、チーズは赤ワインに良く合う代表ですが、特に赤ワインは相性があるので、出来るだけしっかりとした味わいのブルーチーズやハードタイプのチーズがお勧めです。

様々なタイプの赤ワイン

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赤ワインにも様々な種類があります。ここでは、お勧めの赤ワインをご紹介します。是非お試し下さい。

スパークリングだってあります!

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スパークリングワインは白いものと思われがちですが、実は赤ワインもあります。有名なのがイタリアのランブルスコというワインです。弱発泡で飲みやすく、甘口から辛口まで幅広くあるので、色々試してみるのもお勧めです。少し大きめのスーパーやデパートにも必ずあると思いますので試してみてください。

軽めの赤ワイン

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軽めの赤ワインで代表的なのが、ピノノワールというブドウを使ったワインです。世界中で栽培されていますが、フランスのブルゴーニュという地方で作られている物が、最も高貴で有名です。

かのワイン「ロマネコンティ」もピノノワールです。ピノノワールのワインは、価格も安価な物から相当高価な物まで様々ですが、安価な物のほうが飲みやすいワインが多いですよ。

重めの赤ワイン

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重めの赤ワインで有名なのは「カベルネソーヴィニヨン」です。ワインを知らなくても耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。ワインをインターナショナルなものにしたブドウと言っても過言ではないぶどうです。近年ではチリで盛んに作られていて、価格も他の国に比べるとかなり割安なので、試す価値アリです。

終わりに

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いかがでしたか?
赤ワインと一口に言っても様々な種類があり、味わいも千差万別です。ブドウを余すことなく丸ごと使ったお酒であるということも興味深いですね。また、赤ワインは健康にもよいとされているので、適量楽しむ習慣をつけるのもいいと思います。