心に何か訴えかけてくるような歌詞を歌う、最近なにかと話題のアーティスト「amazarashi」。そんな彼らの洗練された曲の中でも特におすすめの楽曲を5つ紹介します。

アニメ「東京喰種√A」のEDテーマに起用されたり、中島美嘉に楽曲提供をするなど、最近なにかと注目されているアーティスト「amazarashi」。彼らの歌詞のメッセージ性やメロディーは現代社会に生きる私たちの心になにか訴えかけてくるような気がします。今回は、そんな彼らの作品からいくつかおすすめのものを紹介します。

力強い歌詞とピアノのメロディに曲の世界観に惹きこまれる「季節は次々死んでいく」

http://www.amazarashi.com/kisetsu/

TVアニメ「東京喰種√A」のEDテーマ曲に起用され、注目されたこの曲。PVは歌詞の文字に切り取った生肉をひたすら貪る女性の映像を使うという斬新なものになっています。
ピアノのソロから始まり、ストリングスの音色も相まって、クラシック的な要素も感じることができます。また、印象的なタイトルもそうですが、amazarashiの特徴である、力強く心に響くような歌詞と歌声には聞き入ること間違いなしの楽曲です。

 

都会に生きている人たちや、情報が溢れている現代社会に生きる人みんなに聴いてほしい「この街で生きている」

www.amazon.co.jp

amazarashiの曲の中で、特に現代社会に生きる、毎日思い悩む私たちの心に突き刺さるような歌詞に注目していただきたいです。
毎日様々な情報に足を取られ、色々なことに悩むことが当たり前のようになっている人は、この曲の歌詞に下ばかり向いているのではなく、上や前を向く勇気をもらえるはずです。空の色にのせて歌われるこの歌詞は語りかけるように歌われ、まるで悩みを打ち明けた後に抱くような開放感さえ感じることができる、そんな曲です。

ボーカル・秋田ひろむが亡き友人に向けて歌ったメッセージに私たちも勇気をもらうことができる「ひろ」

この曲は、YOUTUBEに弾き語りバージョンが公開されています。亡き友人に向けてボーカルの秋田ひろむが書き下ろした曲なのですが、歌詞だけ読めば虚しいような、悲しいようななんとも言えない気持ちになりますが、歌声が力強いため、どこか前に進もうとする意志や勇気も感じられる曲になっています。
「もう無理だって言うな 諦めたって言うな」から始まるサビに、まるで自分が鼓舞されているような、そんな気持ちになります。

助けを求めるような、生きる意味を追い求めるかのような歌詞に注目「空っぽの空に潰される」

http://blog.livedoor.jp/ryusyou/archives/52124196.html

amazarashi特有の思い悩み、叫び出すような歌声と歌詞がとても心に突き刺さりますが、日々の生活に押しつぶされそうになったとき、この曲は気持ちを代弁してくれれるかのような曲になっています。
また、ロックな曲調と相反するタイトルとサビに使われている、「空っぽの空に潰される」というどこか悲しげなワードは曲を聴いた後に頭に残り、何度聴いても飽きない曲だと思います。

どこに行ってもやっぱり同じ。そんな当たり前のことでもこう歌われれば戦う勇気を抱くことができる気がする「逃避行」

http://www.uta-net.com/song/122100/

誰にでもなにかから逃げたくなるのは当たり前。この曲はそんな当たり前のことを歌っていますが、どこに行っても結局は戦わなくてはならない、というメッセージを強く伝えることによって戦うための勇気をもらえるような、そんな人を鼓舞するようなメッセージを感じることができます。
ピアノとドラムが特徴的なのでそこにも注目して聴いていただきたい曲でもあります。

おわりに

amazarashiの曲はどれも強いメッセージをもっていますが、彼らの曲の中には必ず一曲は心に響いてくるはずなので、特に思い悩んだ時に聴いていただきたいです。