ワインは好き。でも何も知らない。そんな人は多いはず!ワイン愛好家の方はこのワインは云々…と語ったりしますが、なぜでしょう?それは、ワインは語るに値する飲み物だからです。ワインは知識を得ることで数倍楽しく、美味しいものになります。ここではワインが美味しくなる知識をご紹介します。
ワインはぶどうから出来る!
ワインはぶどうのみで造られる
http://sharethejoy.occidentalvacationclub.com/index.php/turning-grape-juice-into-wine/
ワインはブドウのみで作られます。当たり前で単純なことですが、実はとても珍しいことなのです。世界各国に様々なお酒が存在しますが、ワインのようにほかに原料を使わないお酒は類を見ません。
ワインは古代から作られ、様々な発展を遂げてきました。ワインの原料が比較的栽培しやすいぶどうであり、ほかに原料を必要としなかったことがワインの発展を支えてきた要因のひとつかもしれないですね。
ワインは醸造酒
お酒には蒸留酒、醸造酒がありますが、ワインは醸造酒です。醸造酒は主に、原料を発酵して作られます。まず原料に酵母を添加します。すると酵母は糖分を餌にして、発酵を始めます。発酵が起きる際に副産物として得られるのがアルコールと炭酸ガスです。ワインはこのとき得たアルコールによって生まれているのです。(シャンパンなどの炭酸ガスもこのときのガスを利用しています)
赤ワインは発酵槽でゆっくりと果皮に浸漬させて色を抽出します。
ぶどうによって千差万別
ワインはブドウによって様々です。ブドウは栽培がしやすく、また掛け合わせも容易なので、ものすごい数のブドウ品種が存在しています。また、同じブドウでも栽培する土地や、その気候によって大きく変化するのが特徴です。
https://vinumvine.wordpress.com/author/l22l/page/28/
ワイン初心者にとってブドウ品種を覚えることは必須。たくさんのブドウ品種を試して、どのブドウが自分の口に合うかを探してみてください。また、地域によってその差を実感するのもとても面白いと思います。
ワインは赤・白・ロゼがある
赤ワインって?
赤ワインは濃い色の「黒ブドウ品種」から作られます。ブドウを果皮や種子ごとつぶして浸漬させ、発酵させて作られるのが赤ワインです。豊かさを味わうために飲むときも室温が一般的でしょう。
http://keitochansays.com/2014/11/24/diy-red-wine-sugar-scrub/
ワイン初心者にとってブドウ品種を覚えることは必須。たくさんのブドウ品種を試して、どのブドウが自分の口に合うかを探してみてください。また、地域によってその差を実感するのもとても面白いと思います。
白ワインって?
白ワインは、黄色や緑の果皮の「白ブドウ品種」から作られます。種子や果皮を取り抜いた状態で比較的低温で醸造されます。赤ワインとは異なり、白ワインの味の表現は甘口、中辛、辛口。
http://drinks.seriouseats.com/2012/11/best-white-wine-for-thanksgiving-recommendations.html
赤ワインがボディと表現するのに対し、白ワインにとっては甘みがワインの識別に有効であるので、こう表現されているようです。爽やかな酸味と上品なアロマを感じるために、10度前後に冷やすのが一般的ですね。
ロゼワインって?
淡いピンクから、かなりしっかりと色がついたピンクまで様々な色合いがあるワインです。作り方は様々で、一般的な方法は、黒ブドウが発酵の途中、程よく色づいたところで果皮や種子を取りく方法です。
http://winegifted.com/a-lesson-in-rose-wine-007/
また、黒ブドウを使って白ワインと同じ造り方をする方法や、単純に白ワインと赤ワインを混ぜる方法もあります。日本ではあまり馴染みのないロゼですが、世界では大人気!実は赤白いいとこ取りのワインなのです。
ワインは地域によって味が変わる
ワインにおける旧世界とは
ワインにおける旧世界とは、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ポルトガル、などのヨーロッパ諸国です。旧世界ワインは、ヨーロッパの歴史や文化ともに発展してきたワインで、表記方法も複雑。地名で書かれているので、初心者にとってかなり敷居が高く感じられるかもしれません。
しかし、その味わいは唯一無二で、新世界のワインがどれだけ頑張ってもやはり旧世界ワインの二番煎じになるほど高品質な物が多くあります。
ワインにおける新世界とは
ワインにおける新世界とはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、南アフリカ、日本、中国などまだまだ発展途上にある国々です。
しかし一方こうした国は経済力もあり、資本も豊富な国が多いので、大きなワイナリーで大量生産で低コストワインを作ったり、設備に巨額投資し、品質コントロールしながら、かなり良い品質のワインを作ったりしています。特に南米はこれから大注目のエリアといえるでしょう。
終わりに
いかがでしたか?ワインは少しの知識で数段楽しい物になります。「知る」ことを敬遠せずに、ほんの少し学ぶことで、ワインの世界はよりひろくなるでしょう。皆さんが楽しいワインライフを送れるように祈っています!