毎年8月の終わりくらいになるとボジョレーヌーヴォー予約開始!という文字がコンビニやスーパーで見かけられるようになりますよね。今年のワインをいち早く飲む事ができるのがボジョレーヌーヴォーです。ここではもうすぐ解禁となるワインの新酒であるボジョレーヌーヴォーをわかりやすく解説します!

ボジョレー・ヌーヴォーってどんなワインの事?

http://lifepages.jp/beaujolaiscatchcopy-7984

今年もやってきました!ボジョレー・ヌーヴォーの季節。秋になるとボジョレー解禁、と騒がしくなりますが、一体どんな特徴のワインなのかご紹介いたします。

ボジョレーヌーヴォーはどこで作られるのか?

http://matome.naver.jp/odai/2141646349206693101

ボジョレー・ヌーヴォーはフランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区で作られているワインです。ボジョレー地区は「ヌーヴォー=新酒」だけでなく沢山の良質なワインを産する地区です。こういったワインには「ヌーヴォー」が付かずに、ただの「ボジョレー」などという名前で売られています。

解禁日って何?

解禁日とは、その年に取れたブドウで作られるワインが初めてリリースされる日です。フランスワインでは毎年11月の第3木曜日とされています。木曜日に設定されているのは、本国フランスでもレストランやショップが空いている曜日が選ばれたそうです。

 

また、日本では日付変更線の関係上、世界で一番最初に解禁される国として、バブル期ごろから話題になりました。ニュースなどで解禁を祝う様子毎年見ることが出来ます。

ボジョレー・ヌーヴォーの特徴って何だろう?

ボジョレーヌーヴォーの特徴はその飲み易さにあります。赤ワインなのにタンニンが少なくて、赤いフルーツやすみれのような優しい香りが特徴の、とてもチャーミングなワインです。

https://simplygreatlives.com/our-calling/beautifully-disappointing/

また、一方ではかなりの軽さにがっかりする人も多いワインですが、普段のワインの仕込み期間よりもかなり短い期間でワインを作るので、とても軽い仕上がりになるのが特徴です。ヌーヴォーは味わうワインではなく「祝う」為のワインなのです。

ボジョレーヌーヴォーの楽しみ方

http://observer.com/2015/07/the-answer-to-every-wine-question-you-ever-had/

ではボジョレー・ヌーヴォーでどのように新酒解禁のお祝いをするのか、ヌーヴォーワインの楽しみ方をご紹介します。

飲み方

http://www.natashainoz.com/2011/05/wine-and-cheese-party-ideas.html

ボジョレー・ヌーヴォーはとても軽やかなワインなので、普通の赤ワインよりも少し冷やして飲むのが理想的です。冷やすとベリーなどの赤い果実を思わせるフレッシュな風味が際立ち、美味しく楽しむことが出来ます。

http://lifestyle.allwomenstalk.com/fun-ideas-for-a-girls-night-in/6/

また、ボジョレー・ヌーヴォーは、じっくり味わうようなワインではないので、「新酒が出来たお祝い」という意味で、とりあえず1杯飲んで今年の出来具合を確認したり、お祝いをする気分で飲むのが本国フランスでの一般的な飲み方です。
是非皆さんなりの楽しい飲み方を試してみてください。

賞味期限

http://www.worldoffinewine.com/WineListAwardsSearch/RestaurantDetails/2014/the-slanted-door

ワインは一般的には熟成させて飲みますが、ボジョレー・ヌーヴォーはほとんど出来たての状態で出荷されます。そのため、長期熟成に必要といわれるブドウから抽出される要素がヌーヴォーにはあまり含まれていません。そういった理由から、ボジョレー・ヌーヴォーは早く飲むためのワインで、通常2,3か月の間に飲んでしまうのが一般的です。

ズバリ、今年のボジョレー・ヌーヴォーは!

では今年のボジョレー・ヌーヴォーはどんな出来でしょうか?いち早く今年のヌーヴォーの予想をお教えします!

2015年のボジョレー・ヌーヴォーの特徴

http://www.lafdv.fr/std/108-du-bourgogne-gamay-le-retour-en-grace-du-cepage-banni

今年のフランスは、暑い夏で降雨量も少なく、かなり完熟したブドウが得られたようです。ただ、少雨のため収量が少なくなる傾向があったようですがブドウの出来は上々!糖分の高いしっかりとしたブドウが収穫できたようです。そこで、ずばり今年のボジョレー・ヌーヴォーは、コクがありしっかりとした果実味をもったパワフルなボジョレー・ヌーヴォーになると予想されています!

おすすめボジョレー・ヌーヴォー

http://global.rakuten.com/en/store/caesar/item/16252/

  • マルセル・ラピエール ボージョレ・ヌーヴォー

最新技術によって大量生産で安定したヌーヴォーを造る生産者が多い中、昔からの製法を頑なに守り続けているマルセル・ラピエール。補糖を一切せず、培養酵母ではなく、天然酵母で発酵させ、酸化防止剤を加えず、ろ過なしで瓶詰めするなど、徹底したこだわりようです。スミレの花やフルーツの顕著な香りに癒され、健康な果実の味わいに心躍る、そんなヌーヴォーです。

終わりに

http://www.miyatakesaketen.com/w-beaujolais-marcel-lapierre.html

いかがでしたか?毎年なんとなく盛り上がっているヌーヴォーだけど、いまいち良くわからないという方、少しでもボジョレー・ヌーヴォーに近づけたでしょうか?今年の解禁日は11月19日ですので是非一度試してみて下さいね。