ワインは好きだけど、テイスティングの仕方なんてわからない。スパークリングワインなんてなおさら・・・。こんな風に思われた事ありませんか?そんなときは「外観・香り・味わい」に注目してみましょう。ぜひためしてみてください。
はじめに
テイスティングと言っても、プロが品質を確かめるものからブラインドテイスティング、更にはカジュアルなもの(飲み会的な?!)物まで様々あると思いますが、
今回は‘ここだけはチェックすべきポイント’のスパークリングワインバージョンをお届けします。
外観 Appearance
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ここでのポイントは色(レモン色/ゴールド?)泡の大きさ(小さい/大きい)をチェックします。
色は熟成度合(レモン色は若い)泡の大きさは製法の違い(小さい泡はシャンパーニュ製法)ということになります。
レモン色/大きい泡の場合
ピクニックやパーティー用のカジュアルワインです。
ゴールド/小さい泡の場合
レストラン用の高級派です。
香り Nose/ Aromas
ワインの香りを取る時に一番重要なのは、フルーツ主体の香りなのか、もしくは樽香や酵母といった熟成香とフルーツの香りのミックスなのかという点です。
フルーツ主体の場合
桃やりんご、オレンジなど。
ミックスされたものの場合
http://r.gnavi.co.jp/e802700/photo/?p=2
ミックスされたものならば、上記のフルーツにトーストやビスケットの香りなど。
この仕分けで実際に若いうちに飲むべき、フレッシュなワイン(例 アスティやプロッセッコ)か、
熟成が期待できる、または熟成されたワイン(例シャンパーニュやカヴァ)かを識別します。
フレッシュな香りの例
グリーンアップル、洋ナシコンポート、レモン、白桃
熟成感のある香りの例
トースト,イースト,ビスケット
味わい Palate
外観と香りで大体どんなタイプのワインかを判別できていますので、ここでは実際に味わって「フレバーのボリューム」や「酸味の度合い」、「余韻の長さ」をチェックします。
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単にフレバーのボリュームが大きくて余韻が長くても酸味がなくてはバランスがうまく取れてない、ただのチープなワインです。
逆にフレーバーのボリュームが小さくてもいろんな現れるフレーバーの特徴があり、
酸味とのバランスがが取れてて余韻の長いものなどがあり、こういったタイプは隠れた良いワインだったりします。
ここらへんの感覚は、実際に飲んでみて話し合うのが良いでしょう。
重要なのが、泡の大きさやクリーミー加減。細やかでトーストの様な味わいを含む泡が長い間舌の上に止まっているならば、それは紛れもなく長く熟された一定以上のレベルのワインということが出来ます。
あわせてチェックしてみてください。
まとめ
3つのポイントをお話しましたが、如何だったでしょうか?テイスティングは細かな規定こそありますがやはり主観が左右するもの。自分の観点を大切にしながらも、友人と「これは洋ナシの香りだよね?」なんて意見交換すると、より一層テイスティングスキルが高まるのでおススメです!