甘いもの好きな女の子におすすめの甘口ワイン。甘口ワインにも様々な種類があります。ここでは世界を代表する極上の甘口ワイン3種類をご紹介します。もちろんスイーツなどに合わせることも出来るので甘いもの好きは必見です。
軽やかな甘みが魅力の 「アスティ」
http://www.lifehacker.jp/2015/08/150802white_wine.html
甘いワインにも様々なカテゴリーがありますが、ここでは最も飲みやすく万人受けするイタリアの「アスティ」をご紹介します。シュワシュワと優しい泡立ちのとても飲み口の良いワインです。
「アスティ」ってどんなワイン?
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アスティはアスティスプマンテともいわれるワインで、発泡性の白ワインです。原料ブドウであるモスカート=マスカットの優しい香りが特徴的な上品なワインです。甘すぎない程度に甘く、発泡ワインなので飲み心地も爽やか。このアスティは流通が非常に多く、どんなワイン売り場にも必ず置いてあるので便利なワインです。
「アスティ」の作り方の特徴
スパークリングワインをつくる方法は様々ですが、アスティのように流通量が多く、比較的安価なスパークリングワインは、原料ブドウでまずワインをつくった後に、できたワインに炭酸ガスを注入する方法で作られています。(炭酸ガス注入方式と言います)適度な甘みと炭酸ガスの効果でとても飲み口の良いワインになります。
はつらつとした甘さが魅力のワインです。
アスティは、マスカットを丸かじりしたようなはつらつとしたフレッシュさが魅力のワインです。お酒が苦手な女性でもすいすい飲めてしますような優しい甘さと、ふくよかな果実香が魅力のワイン。スイーツとの相性も良く、特にフルーツを使ったタルトなどとは相性ピッタリです!
寒さが生み出す極上の甘み 「アイスワイン」
http://dot.asahi.com/photos/photogallery/archives/1309/04_000423451-2/
寒い国で作られているアイスワイン。名前は聞いたことがあってもどのような物かわからないという方も多いと思います。アイスワインはいったいどのように作るのでしょうか?またどんな味わいなのでしょう?
「アイスワイン」ってどんなワイン?
http://mosel.exblog.jp/page/2/
アイスワインは寒い地域で作られます。冬が近づくにつれ、アイスワイン用葡萄は凍結と解凍を幾度も繰り返しながら、少しずつ水分を失い、葡萄本来の甘みと芳醇な香りをまとった果汁が実の中に凝縮されていくのです。そんな貴重なぶどうを使って作られるのが、アイスワインと言われています。
「アイスワイン」を作る国々
http://www.v-yamazaki.co.jp/staffblog/hiroo/2013/01/post-555.html
ぶどうが凍るほどの厳寒の地でアイスワインは作られています。代表的なのはドイツやオーストリアですが、近年の温暖化の現象で、生産量はかなり少なくなっている様です。その一方でカナダは良質なアイスワインを生産しており、注目されている国でもあります。またNZなどでも少量のアイスワインが造られています。
上品で透き通ったような甘さが特徴のワインです。
http://docomogu.delivery.dmkt-sp.jp/column/2018/
アイスワインはとても高価な物ですが、是非機会があれば飲んでみられることを強くお勧めします。味わいは格別に上品な蜜のような味わい。果実の甘みが濃縮された濃厚な味わいなのに、透き通るような透明感があります。甘みも香りも共に強くとても濃厚な味わいの甘口ワインです。
甘口ワインの芸術品 「トロッケンベーレンアウスレーゼ」
http://italiablog.aprireweb.com/2015/05/15/grand-blue06/
世界3大甘口ワインと言うものがありますが、その一つに挙げられているのがドイツの「トロッケンベーレンアウスレーゼ」です。長い名前で、噛んでしまいそうですが、甘口ワインの芸術品ともいえるような貴重で味わい深いワインです。
「トロッケンベーレンアウスレーゼ」っていったい何?
http://www.mecha.ne.jp/~itoga/19.9.20wine3.html
トロッケン=乾いた、貴腐の
べーレンアウスレーゼ=粒選りで選別
という意味のドイツのワインです。簡単に言うと、「貴腐ワイン」ですが、貴腐というのは「貴腐菌」という菌の仲間のこと。この菌がブドウの表面につくことで、えもいわれぬ芳香をまとったものになります。そのぶどうから造られるのが貴腐ワインです。
自然が生み出す芸術のようなワイン
http://chiyokoweb.blog.fc2.com/blog-entry-147.html
貴腐菌がブドウに付くためには様々な自然界の条件が必要で、うまく菌がついても途中で腐ってしまうブドウもあります。そんな自然の条件をクリアしてできたブドウは、一粒づつ手摘みで収穫され、大切にワインにされていくのです。貴腐ワインは大変貴重で、年々高騰を続け、生産量も激減しているワインなのです。
複雑でとろけるような甘さの至極の甘口ワインです。
http://0415susumu.blog.fc2.com/blog-date-201311.html
私事ながら、人生で一番感銘を覚えたワインはトロッケンベーレンアウスレーゼでした。口の中でふわりとほどけるような上質な甘みと、鼻を抜ける芳醇な香り。人類は古くから甘いものを求め、様々な甘味を作り出してきましたが、おそらく地球上で最も優美で美味な甘みがこのワインの持つ甘みだと個人的には信じています。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
比較的安価な甘口ワインから極上ワインまで。
先にも述べたように人類は甘さを求めて生活してきました。甘みは人を癒し、休息を与え、次へのエネルギーを補うとても大切なものです。
ぜひ皆さんもそんな貴重な甘口ワインを経験してみて下さいね!