様々な果実の種子・核(かく)等を使って作られるのがこのジャンルのリキュールです。
特に有名なのはカルーアに代表されるコーヒーリキュール。
他にもカカオ豆を使ったチョコレートリキュール等もありその甘さから飲むスィーツとしてもお洒落です。
今回はそんなリキュールをご紹介します!

種子・核系のリキュールとは?

http://livedoor.blogimg.jp/bar_tatula/imgs/a/7/a728343b.jpg

濃厚で個性的な風味が特徴の種子・核系リキュール。
果実や薬草系よりもその種類は少ないですがその個性から代用品を探すのがほぼ不可能です。
そのため一度カクテルや製菓等で使うと欠かせなくなってしまいます。
甘みが強い物が多くアフター・ディナーカクテルや製菓で使用されています。

薬草系リキュールの記事はこちら

フルーツ系リキュールの記事はこちら

アマレット

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-75-d3/sweetcider_555/folder/1475406/30/43084530/img_0

アマレットは16世紀の伝説をもとに1807年イタリア、ミラノ市のサローノ町に住むカルロ・ドミニコ・レイナが復元したのが始まりです。
アーモンド・リキュールと言われていますがその主原料は果実でなく以外にも杏の核。
杏仁豆腐のようなアーモンドの芳香を漂わせた艶やかな甘さが特徴的です。

ゴッド・ファーザー

http://img01.hamazo.tv/usr/leparadis/4.1s012.JPG

1972年に公開された同盟の映画にちなんで作られた、甘みのあるカクテルです。
アフター・ディナーにどうぞ。

  • ウィスキー・・・45ml
  • アマレット・・・15ml
  • 氷・・・適量
  • 氷を入れたオールドファッションド・グラスに材料を注ぎ、軽くステアする。

ボッチボール

https://cdn.kaumo.jp/element/c9698a70-8d23-479f-b78e-d99097fc5357.jpg?w=700&h=700&t=resize&q=90

アーモンドのような香ばしさを持ったアマレットにオレンジをミックスして軽めのカクテルに仕上がっています。

  • アマレット・・・30ml
  • オレンジジュース・・・30ml
  • ソーダ・・・適量
  • 氷・・・適量
  • 氷を入れたタンブラーに材料を注ぎ、ごく軽くステアする。

フランジェリコ

http://bar-shares-hishii.info/topics/wp/wp-content/uploads/2011/06/0509-031.jpg

ヘーゼルナッツの香り、甘み、まったり感が程良くブレンドされたナッツ・リキュール。
ヘーゼルナッツとは日本語ではハシバミ飲みの事です淡い褐色の未で、主にフランス、イタリア、スペイン等で造られています。

ラシアン・クエイルード

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-36-2a/kassy5513/folder/1488671/25/51974925/img_3?1189662962

クエイルードとは睡眠薬の事。
アメリカではドラッグとして若者に服用される事もあるそうです。
ウォッカベースの強めのカクテルをブラックユーモアで命名したものがこのカクテルです。

  • ウォッカ・・・20ml
  • ヘーゼルナッツリキュール・・・20ml
  • ベイリーズ・アイリッシュ・クリーム・・・20ml
  • 材料をシェークしてカクテルグラスに注ぐ。

ココナッツ

http://www.suntory.co.jp/wnb/malibu/about/img/product_img_02.jpg

これまでにも新しいタイプのリキュールは、時代を反映して研究開発されてきたが、なかでも特筆に値する高成長を遂げたのがココナッツリキュールです。
ココナッツ・ヤシの果肉から抽出したエキスを原料に、ベース・スピリッツにはラムが使われています。
透明タイプと乳白色タイプがあります。

マリブ・ビーチ

http://iwamoto-hiroyoshi.com/wp-content/uploads/0871.jpg

  • マリブ・・・30ml
  • オレンジジュース・・・適量
  • 氷・・・適量
  • 氷を入れたタンブラーにココナッツ・リキュールを注ぎ、冷やしたオレンジジュースを満たして軽くステアする。

コーヒー

https://cdn.kaumo.jp/element/097b1061-d373-4a69-9d2f-57ac09df38b4.jpg?w=360&h=500&t=resize&q=90

コーヒー・リキュールの特徴は、ロースとされたコーヒー豆のほろ苦さと、リキュールとして誕生する際に使われる糖分の濃厚さです。
数あるコーヒー・リキュールの中でも「カルーア」は世界的な人気ブランドでコーヒー・リキュールの代名詞とされています。

ブラック・ルシアン

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-84-74/barfuji19101/folder/398631/69/10636769/img_0

  • ウォッカ・・・40ml
  • コーヒー・リキュール・・・20ml
  • 氷を入れたオールドファッションド・グラスに材料を入れ、ステアする。

まとめ

http://www.rawfood-lohas.com/images/Cacao_Sell2.jpg

甘みが強いものが多いのが種子・ナッツ・核系のリキュールの特徴です。
当然アフター・ディナーカクテルやお菓子作りによく使われまさに飲むスィーツ。
たまにはこんなカクテルを食後のデザート替わり頼んでみてはいかがでしょうか?