発泡酒と言えば、ビールの代替品のように考えている人もいるのではないでしょうか?実は、発泡酒には様々な種類があり、味わいも異なっているんですよ!今回は、ビールとは異なる発泡酒の魅力について解説していきます!

発泡酒は自由度が高い

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発泡酒と言うと、ビールの劣化版のようなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?しかし、発泡酒はバラエティー豊かでビールにはない魅力が多くあるんですよ!
なぜ発泡酒がバラエティー豊かなのか、今回はその理由を説明します。

様々な原料を使える

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発泡酒の魅力は原料の自由度の高さです。ビールの場合は、米やとうもろこしなど、麦芽以外に使えるものが限られています。
しかし、発泡酒の場合は「麦芽」さえ使っていれば、様々な原料を使えるのが特徴です。
例えば、「オレンジの皮」などビールでは使えないものを原料として使用されている発泡酒もあります。

製造免許を取得しやすい

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ビールに比べて製造免許を取得しやすいのが発泡酒です。発泡酒の最低年間製造量はビールの10分の1と低くなっているのです。
ビールが年間60kl製造しないといけないのに対し、発泡酒は年間6klとなっています。
この製造量の違いがあるため、中小規模の醸造所でも発泡酒は造りやすいのです。

ビールに比べて税額が低い

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ビールに比べて税額は低いのも発泡酒の特徴です。
発泡酒の中でも麦芽比率が高いものは、ビールに近い税額となっていますが、麦芽比率が25%未満のものとビールを比較すると、税額がかなり異なってきます。
下記の記事にて詳しい情報を執筆していますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。

税額に関する記事へ

クラフトビールは発泡酒が多い

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日本のクラフトビールには、多種多様なビールが存在しています。その多様性を支えてるものの一つとして、発泡酒があります。前述の通り発泡酒は「原料の自由度が高い」ためです。
例えば、サンクトガーレンのさくらビールのように、さくらを使った発泡酒も存在します。

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輸入ビールも発泡酒が多い

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輸入ビールにも発泡酒が多くあります。例えば、ベルギーの有名なビール「ヒューガルデンホワイト」も、日本の法律上は「発泡酒」です。
こちらはオレンジピールを使用しているため、発泡酒となっている訳ですね。
先述のさくらビールと同様に、安価なビールを目指した発泡酒とは異なる優れた味わいを持ちます。

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まとめ

いかがでしたか?
今回の記事をまとめますと、下記の3点になります。
こちらの記事が、発泡酒の優れた面をお伝えできていれば幸いです。

  • 発泡酒はビールに比べて製造の自由度が高い飲み物
  • 年間製造量がビールに比べて10分の1と造りやすい
  • クラフトビールや輸入ビールなど発泡酒名義でも優れた味わいが多い