「ダークナイト」シリーズでもお馴染みのクリストファー・ノーラン監督作品として大ヒットした傑作「インセプション」。鑑賞者によって、ことの結末や謎の解明などが異なる、いわゆる「難しい」映画としても有名ですが、ここではこの映画のストーリーや見どころを一部ご紹介していきたいと思います

はじめに

http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=1407661556

レオナルド・ディカプリオや渡辺謙をはじめ、豪華俳優陣が多く出演するこの映画は、人の夢や認識をテーマとしているが故に、少々難解なストーリーとしても知られています。

冒頭から『クライマックス』の映像が差し込まれるなど、その演出力の高さはさすがのクリストファー・ノーランですが、この記事では難解と言われるこの映画のストーリーや見どころを一部ご紹介していきます。

※この記事にはネタバレが含まれています。

アイデアを盗み取るスパイ

http://bofu.militaryblog.jp/e336347.html

レオナルド・ディカプリオ演じる主人公のドム・コブは、人の夢に入り込むことでアイデアを盗み取る企業スパイとしての顔を持っています。「エクストラクション」と呼ばれるその技術は特別なもので、渡辺謙演じる謎の男「サイトー」からの依頼を受けることとなります。

アイデアを「植え付ける」

http://d.hatena.ne.jp/type-r/20100811

サイトーからの依頼は、コブの通常の仕事とは少し違い、「アイデアを植え付ける」というものでした。

この困難かつ危険な状況の中で、断ることも考えるコブでしたが、子どもに会い、幸せな生活を取り戻すための犯罪歴抹消を条件に仕事を受けることとなります。

「夢共有装置」パッシヴ・デバイス

http://d.hatena.ne.jp/type-r/20100811

この夢共有装置パッシヴ・デバイスを使うことで、人の夢の中へと侵入できるようになるとのことで、この機械を使用した一同が夢の中へと侵入していきます。

なぜこんなものがあるのか、誰が生み出したものなのか、などの細かな説明はなく、ただこの機械の存在があるだけの不思議な気分のまま物語は一気に加速していきます。

夢の中の階層

http://usami.tea-nifty.com/blog/2010/08/post-24f3.html

設定上では夢に4つの階層が存在することとされています。

この物語では現実世界を含めた”5つ”の階層でストーリーが進んでいきますが、夢の中ということもあり、無重力でのアクションや突然書き変わってしまう状況、永遠に夢の中を彷徨い続ける可能性など、トラブルまみれで見応えは充分です。

夢か現実か

http://toshidensetsu2ch.blog.jp/archives/2099897.html

一時は失敗かと思われた『インセプション』は見事に成功し、その後、現在世界に戻ってきたと思われたクルーですが、夢か現実かを見分けるための「運命のコマ」が回転しており、どちらともとれるこの結末で物語は幕を下ろします。

そのため、ストーリーの結末に対する多くの意見がネットを中心に語られており、大きな話題を集めました。

クリストファー・ノーランの意図

http://movies-delight.net/14100747/

映画公開後しばらくしてからの関係者の証言などが公になり、ファンたちによってこの映画「インセプション」の難解さについて少し解読されることとなりました。

当初巷では、脚本の粗さやストーリーの突飛さなどが語られていたりもしましたが、実際には細やかな箇所においても、クリストファー・ノーラン監督によって

『全て緻密に計算されており、媚びる事なく、観客の読み解く力を試すような挑戦的な映画』を作った同監督を称賛する声が圧倒的多数となっています。

まとめ

いかがでしたか。
今回はクリストファー・ノーランの傑作映画「インセプション」についてご紹介しました。
分かりやすい映画ではなく、自分で考え、結末を導き出したい方やじっくりと映画を堪能したい方にも非常におすすめの今作品には、クリストファー・ノーラン監督の才能と魅力が存分に詰まっています。

まだ観賞していないという方は、この記事を参考にぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

予告編はこちら

https://youtu.be/ZfDm3s_IcqM